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2005年4月27日 (水) 更新

[発言録] インターネット通信CV-MiXのインタビュー

インターネット通信CV-MiXのインタビューを受ける松岡とおる 2005年4月27日(木)
参議院会館議員事務所

---- 民主党の松岡徹さんにお話をお伺いします。よろしくお願いします。

---- 当選の抱負は?

 もうすぐ1年ですからね。気持ちは初心の通りで、今の政治にしっかりとした流れを、今ちょうど政治が、時代が変わろうという時代ですから、そこに私の思いを遂げられるように頑張りたいと思っています。
 21世紀になって、日本の国も規制改革とか叫ばれましたが、それは時代の流れで、社会が成熟していく、変化していくのにともなって日本の社会の仕組みも変わっていって当たり前です。ただ、その時に、間違った道に改革され、間違った方向にシステムが変わらないように、そして、かつての経験がしっかりと生かされた形で新しい制度につなげていくことが大事だと思います。
 その中で私の使命は、21世紀は人権の世紀といわれて、20世紀の100年間は、戦争と侵略、そして環境破壊の時代で、戦争、二度の大戦を今日乗り越えてきたわけですから、新しい時代は二度とそういう過ちは繰り返さないこと、同時に、21世紀の日本の進路に人権という普遍的な政策をより確かなものにしていきたい、というのが私の思いで、それで政治を志してきたんです。
 三年前まで大阪市の市会議員を三期12年間していましたから、議会のシステムそのものはよくわかっていました。何とかそれを成し遂げたいと、今も頑張っています。

---- 一番実現したい政治課題は?

 社会がどう変わってきたかというと、当然のように、ものの価値観が変わっていく。グローバルな時代になっていき国境がなくなって、国の利益から、世界の、あるいは地球の利益を考えていく、その中で我々の国はどうあるべきか、どんな役割を果たしていくかという大きな視点で考えていかねばいけない時代です。
 人間というものを基本に置いた価値観といいますか、それをより確かなものにしていかななくてはならない。人権というものが普遍的なそれぞれのテーマとしてどう具体化されていくか。
 日本国憲法の三原則としてもありますが、今までの日本の制度のなかに、基本的人権の尊重があります。やはりそれをより具体化していく。
 人権というものは唱えることだけでなくて、積極的にどう守り、つくり上げていくかという時代です。
 人権の定義も人間社会の成熟とともに変わっていきます。セクハラ問題でも、かつてと今日ではセクハラの基準はかわってきています。女性に対する人権侵害だという価値観に基づいています。
 人間の社会の成熟によって人権の価値観も変わっていく。そういう意味では、人権は常にしっかりと守り育てていくということを念頭に置かなければ後退していきます。
 これは一方で、平和な社会を築く基本です。平和があるから人権が守られる、いや、人権が守られているからこそ、平和が勝ち取られている。この二つですね。
 これからの時代、人権の政策をよりしっかりと、一歩も二歩も具体的に政策として積み上げていく。それが国際社会で人権の価値観を共有できるように、国際基準にあった国内の人権基準、政策をつくっていくことが私の夢であり目標です。

---- 初登院以来一番驚いたことは?

 そうですね、驚いたこと・・・。人が多い。そう言うと議員が多いということになるでしょうか。(笑)
 そんなに驚いたことはないんですよ。前に地方議員をやっていたころに、よく国会に請願、陳情にきていましたから。そんなにびっくりしたことはないですね。

---- 国民へのメッセージを

 先に言ったとおり、ものの価値観の基本は人権だと思います。それは人権を侵害された者に与えられた権利というのではなく、すべての人間が等しくもっている権利であると思っています。
 例えば、先ほど言ったセクハラであったり、ハンセン病回復者の人々の対する差別であるとか、今も残っている日本固有の差別である部落差別であるとか、あるいは、アイヌの人たちに対する偏見、差別であるとか、立場、性別、違いによって、差別によって、人権が奪われている状況があります。その人たちの人権を守るために差別をなくしていくのは大切な課題です。しかし同時に、差別をしてしまう人たちも何も差別をしたくて、例えばハンセン病回復者の人たちにお風呂に入ってほしくないと、そんな差別をしたくてしたのではない、生まれてきたのではないと思います。すなわち差別をせざるを得ない、あるいは、差別をさせられているというか、逆に言えば、差別する側も人権が侵害されている状況だと思います。そのあたりからも人権をしっかりとらえていく必要があるのではないかと思います。
 きれいな言葉だけのように思えるかもしれませんが、人権は昔からきわめて身近な課題であったはずです。人権を叫んできた今までの歴史を見れば、侵害をされてきた人たちが侵害状況を告発するという形で人権が提起されてきたという歴史がある。しかし、これからはそれだけではなく、人間という基準でしっかりと見て、不合理を発見し、それを正していく。そういう社会がつくれるよう、人権政策を前進させ、日本の国がまさに「人権立国」になるよう頑張っていきたいと思っています。
 人権は狭い定義ではなく、すべての国民の課題であるし、大事な課題だと思っています。ご支援をお願いしたい。

---- どうも有り難うございました。


(このインタビューは、4月27日におこなわれたものです)

(動画は以下のページで視聴できます)

>>「2004参議院初当選議員62人に聞く」(CV-MiXホームページ)

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